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「園だより12月号」より

           

「冬支度と春支度」

園長 六平 優子

 今年はいっきに冬に早変わりしてしまい、慌てて冬支度をされたご家庭も多かったのではないでしょうか?

子ども達もロッカーの中の洋服が冬物に入れ替わり、園庭のけやきの木の葉も落ち始め、冬到来を感じています。そして実は・・・ポケットに手を入れて歩く姿も見られるようになってしまいました・・・。何気ない行動が怪我、事故につながることもあります。季節を捉えた中で子ども達を見守り安全に生活したいですね。

 先日、子ども達に冬支度のお話をしたのですが、春咲くチュウリップやスイセンなど球根のお花や、畑の玉ねぎは、実は今が土に入れてあげる時期という、春支度!?のお話もしました。冬になって何もなくなってしまうのではなく、実は植物は春の準備をしているということを・・・それは、子ども達も同じで、生活の中では5歳児は午睡がなくなり、5歳児だけの時間が増えたり、3歳4歳児とお食事や、朝・お帰りの会など一緒にしたり、幼児組は生活が変化していくことを話しました。

 子ども達は、自分達も春の準備をと、一つ上の学年に対してとても興味を持ち意欲的に生活を送っています。「植物は寒い冬を土の中で頑張るんだね」と園庭や畑の春支度も自分達が行いました。

春になるのが楽しみになったようです。ちなみに玉ねぎは、これから、もも組さんが育てますので、皆で大切に大切に収穫まで見守ってあげてくださいね。

この一年、保護者の皆様には、たくさんのご理解ご協力をいただきましたことを、心より感謝申し上げます。皆様、良いお年をお迎えください。

 

  

    

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