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「園だより3月号」より
「思いやり」
園長 六平 優子
あっという間に3月の園だよりになりました。先月行われました保育参観・懇談会にはお忙しい中、お時間を作りご出席いただきまして、本当にありがとうございました。懇談会では、皆さんが「あっという間の1年だった」とおっしゃられているのが印象的でした。
そんな一年の中で、子ども達は思いやりの心が育ちました。先月行われた防災訓練のことですが、担任がいない時を想定し、担任ではない保育士をあえてクラスに配置し、どのように避難するかを訓練しました。もちろん子ども達には何も伝えていません。しかし、子ども達は今までの積み重ねから、とても落ち着いて上手に避難できました。
その中で驚いたのが、避難場所に集まって来たもも組の子ども達の中で兄弟の心配をし、「**ちゃんいる?**ちゃん大丈夫?」と言っている子や、そして「**先生いる?」と自分の他に相手を気にかけている声が聞こえてきました。今までは自分のことだけで必死だった子ども達が、兄弟や担任の心配までしてくれる、優しい子に成長したことを実感する時間となりました。
今年度も、保護者の皆様のご理解とご協力をいただきましたこと、感謝申し上げます。新年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
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