今年の読書週間では「写真」をテーマに特集を組みました。
私たちの目に映るこの世界には様々な景色があり、色があります。その景色、色は日々移りゆくものです。そしてまた私たちの日々の生活の光景も止まることなく進んでゆきます。それらを思い出として残していくのにカメラは大きな役目を果たしています。最近はカメラつきの携帯電話やデジタルカメラが普及し、カメラや写真が私たちの身近な存在となっています。みなさんの生活にもカメラや写真が活躍するシーンがたくさんあるのではないでしょうか。
ファインダー越しに覗く世界はみなさんにはどんな風に写っていますか?普段何気なくシャッターを押しているカメラですが、目に映る世界が一人ひとり違うように、写真も同じ景色を撮っていても一人ひとり違ってくるからおもしろいものです。初めて見る写真なのにどこか胸を突かれる。せつない気持ちになったり、穏やかな気持ちになったりする。そんな経験はありませんか?それはきっと写真に撮った人の心模様が写っているからだと思います。そんな風に1つ1つの写真にじっくりと眺めていくと色々な発見があります。
みなさんはカメラや写真のことをどのくらい知っていますか。「写真は好きだしカメラもよく使うけど、そんなに詳しく考えたことはない」という人が多いのではないでしょうか。実は私もその一人です。写真を楽しむ前にまずは写真のことを知っていきましょう。
『レンズの向こうに自分が見える』 野村 訓‖編著 岩波書店
“写真を撮るということは、まだ自分で気づいていない自分自身を撮ること”
複雑な心を抱えた6人の高校生がそれぞれカメラを持って撮影に挑む。カメラを通して見えてくる自分。自分だけが撮れる写真、それは自分に勇気をくれる。「写真が撮りたい」そんな衝動に駆られます。
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『プロの撮り方 デジタルカメラ 風景』 ロバート・カプート‖著 日経ナショナル ジオグラフィック社
“よい写真を撮るために何よりも大切なもの、それは景色に感動する心、その魅力を写真に撮りたいという思いだ。”
デジカメで風景を撮るときの基本から構図、光の使い方、画像の編集までを教えてくれる1冊。これを読んで今あるデジカメをより有効活用してみましょう!!
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写真と言葉。そこには大きなつながりがあるように感じます。写真だけじゃ伝えられない想い、言葉だけじゃ伝えられない想い。それを伝えるために写真と言葉がひとつになる。心に響く想いを写真と言葉で感じてみましょう。
『ブルー・ノート』 タクマ クニイロ‖写真・文 雷鳥社
| すごくすごく綺麗な青の本。 今まで見てきた中で1番をつけてもいいくらい☆ 特に綺麗だったのは観覧車のページ。青が綺麗すぎてなんだかせつなくなった。そして、写真に添えられているタクマさんの言葉に心を打たれた。やりたいことをやる。それは簡単なようで実はすごく難しい。悩んで、迷って、ぶつかって、見えてくるものがある。そんな気持ちを綴ったタクマさんの言葉が青い景色によく似合っていた。
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『うめ版』 新明解国語辞典×梅 佳代‖著 三省堂
| 誰もが手にしたことのある国語辞典。その国語辞典に載っている言葉と写真のコラボレーション。最初は「えっ、この言葉の隣にこの写真??」と思うかもしれませんが、よーく見てください。実はすごくぴったりな写真が添えられているんです。さっきまで“ただの言葉”だった言葉もこれを読んだ後は“特別な言葉”に思えちゃいます。そんな魔法をかけてくれる写真がいっぱいです。
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毎日毎日見ている風景。だからこそ、そこには気づいていない美しさが潜んでいる。身近にもこんなに綺麗な景色があるということ。それを感じてもらいたいと思います。そして、読んだ後には自分の周りの風景に少し目を傾けてもらえたら嬉しく思います。
『日本の路地裏100』 佐藤 秀明‖監修・写真 ピエ・ブックス
| 書名のとおり日本の路地裏を100集めた写真集。日本の風景はどことなく哀愁が漂う。行ったことのない場所なのにひどく懐かしい感じがしたり、胸の奥がギュッとせつなくなったりする。それはやっぱり“日本人”だから感じる想いなのでしょうか。皆さんもぜひ日本の路地裏に想いを馳せてみてください。おすすめは桜色に染まった路地裏です。どのページか探してみてください。
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『Man´yo Luster 万葉集』 リービ英雄‖英訳 井上博道‖写真 ピエ・ブックス
| 私たちにとってはどこか厳かな雰囲気の漂う万葉集。でも、英訳すると・・・「えぇっ、こんなにポップで軽快になってしまうの!?」という驚きの1冊。言葉のおもしろさを感じながら、ページをめくるとそこには万葉集にぴったりの日本の美しい景色がずらり。こんな風に楽しむ万葉集もいいなと思いました。
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『旅ゆけば猫』 岩合 光昭‖写真・文 日本出版社
| 日本各地の風景とそこに溶けこむ猫たち。日本ならではの風景や人々に混ざりながらどの猫もいい顔をしています。ページをめくるたびに和やかな気持ちになれます。読んだ後は猫のいる風景を探したくなります。そして、言うまでもなく、猫好きにはたまらない写真集です。
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広い広い世界には見たことのない景色がたくさんあります。その全てを見てまわるのはなかなかと難しいですよね。でも、この写真集たちを開けばそこには世界が広がっています。今すぐできる小さな世界旅行をしてみましょう。
『世界の路地裏100』 及川 さえ子‖編集 ピエ・ブックス
| 『日本の路地裏100』の世界編。どこか懐かしく寂しげな雰囲気の漂う日本の路地裏とはまた違う雰囲気を持った世界の路地裏。世界の路地裏には日本にはない色がたくさん散りばめられています。そこに暮らす人の生活の空気を吸い込んだ路地裏はまさに十人十色の魅力があってじっくりと眺めれば眺めるほどおもしろさを感じます。
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『MARGINAL LAND』 海野 未来雄‖著 冬青社
| モンゴルの平原の写真集。空の色も土の色も木の色も全てが淡く薄い色をしている。『MARGINARU LAND』とは『不毛の原野』の意。それでもこの写真集で見る限りその景色はとてもとても綺麗だ。“マージナル・ランドは意見荒れ果てた大地だが、その先にはほのかな希望の光が灯っている”海野さんのその言葉がよく表われていた。
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『AURORA DANCE』 中垣 哲也・相川 七瀬‖著 小学館
| 極地の空に舞う光。色とりどりの光が変幻自在に空を舞う。その光は冷たい世界を暖かく包んでくれる。どれもが本当に幻想的で見ていると心が癒されていく。それもまたオーロラの魔法かもしれないなとふと思ってしまいます。星空にかかるオーロラがとても綺麗でした。
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