お互いのシンバルを打ち鳴らすクラッシュシンバルに比べて、スティックやマレットで叩きならす打楽器。たまに、コントラバスに使用する弓をシンバルの淵に擦って音を鳴らす奏法が楽譜に出てくる事がある。
傘を平たくしたような形をしていて、内側がくぼんでいる。その内側を下にして、スタンドに固定されている。音を段々と大きくすることに長けている為、全体がクレッシェンドする少し手前で登場することが多い。
傘型のサスペンデットシンバルに対して、チャイニーズシンバルは傘がひっくり返ったような形をしている。
軽く華やかな音が特徴。使用頻度は上記2つの楽器に対してだと少ないが、演奏するととても華やかで恰好いい。
手のひらに収まるサイズのシンバル。クラッシュシンバルに形が似ているが、使用法は少し違う。
シンバルにつけられている紐を指で摘み、お互いのシンバルの淵をカチンと打ち合わせて(弾いて)音を鳴らす。
その際、音を響かせるためにくるくると回す。金属の澄んだ音が綺麗な打楽器。