打楽器と言えば、この楽器と言っても過言ではない。曲のリズムを左右するとても大切な役割を持ち、演奏全体を華やかにしたり格好良くする事ができる打楽器。
ドラムは主にセットで使用する事が多いが、バラバラで使用する場合もある。セットで使う場合、左右の両手足が全て別々の動きをする為、慣れるまでは少し大変。
シンバルの一種だが、手ではなく足元についているペダルを踏んだり離したりする事で演奏できる打楽器。踏むと上下のシンバルが閉じて、離すと開く仕組みになっている。スティックで叩くときもあれば、足のみで演奏する場合もある。
ハイハットの隣にある小太鼓をスネアドラムと言う。実はスネアの裏側には、スナッピーと呼ばれる螺旋状の響線が付いている。
サイドにあるレバーを動かすと、スナッピーがピンと張られ、皮に接する事でスネア特有の音が鳴らせる。
また、レバーを入れていない時には、スナッピーが皮に接しないようになっていて、和太鼓のような音が鳴る。
アタッチメントでバスドラに付けて演奏する2つのタムの1つ。実は左右でタムの大きさが異なり、ハイタムは小さい方(演奏者から向かって左側)のタムを指す。
アタッチメントでバスドラに付けて演奏する2つのタムの1つ。実は左右でタムの大きさが異なり、ロータムは大きい方(演奏者から向かって右側)のタムを指す。
ドラムペダルを踏んで音を鳴らす打楽器。リズムを左右するため、正確に演奏できると良い。右足でバスドラム、左足で
ハイハットシンバルを動かし演奏するため、慣れるまでが大変。大太鼓(別のバスドラム)と比較すると、音の輪郭がはっきりしている。
ほかのタムと違い、独立してセッティングされている打楽器。ハイタム、ロータムより低い音が出て、足元のバスドラムに比べると高い音が出る。スネアやタムを連続して叩いていく"タム回しにも活用される。尚、ドラムセットとしてだけではなく、単体の打楽器としてもよく活躍している。
左右にセットされているシンバル。それぞれ少し音が違う。両手で持ち打ち合わせる方のクラッシュシンバルとは違い、スタンドに固定して演奏する打楽器。
左右のクラッシュシンバルとはまた違う音質を持ったシンバル。クラッシュシンバルの右側にセットすることもあれば、左側にクラッシュシンバル右にライドシンバルをセットする場合もある。演奏者や曲によってセッティングが変化する。