小物楽器
Tambourine. / Triangle. / Tam tam. / Cabasa. / Agogo bell.
タンバリン
「皮付き」かそうでないか、側面につく鈴は「一連」か「二連」か、など種類も様々で、曲によって使用するタンバリンも違う。
そんなたくさんの種類があるタンバリン。実は、皮付きのタンバリンには秘密がある。なんと、湿気にとても弱く、梅雨が天敵。
その時期には、皮のハリが無くなり、ボヨンボヨンによれる。対策・改善法としては、ドライヤーで一定時間温風を当ててあげると元に戻り、ハリがあるタンバリンになる。
トライアングル
金属で出来た三角形の小物楽器。三角形の底辺を叩いて演奏するか、紐が接触していない方の三角で上下に動かしてロールをする。
普通に鳴らすと意外と地味に感じるかもしれないが、実は結構遠くまで聞こえている。スティックをあてる場所や角度で、微妙に音に変化が出る。上手く鳴らす事が出来る様になれば、一人前。
トライアングルの金属のスティック
正式名称は、ビーター。長さや太さが少しつづ異なっているビーターがセットであるため、用途で使い分けることが出来る。
タムタム(銅鑼)
タムタム(銅鑼)を紐でスタンドに吊るして演奏する打楽器。
壮大で、迫力のある音が鳴るのが特徴。演奏時は真ん中を目掛けて叩く。
通常は専用マレットを使用するが、たまにトライアングルのビーターでタムタムを擦って演奏することがある。見た目以上に結構重い。
マレット
バスドラムと同じくらいの大きさのマレットを使用していて、柄の先は少しフワフワしているものの、内側はゴムで出来ている為しっかりと芯がある。2つセットになっている事が多いため、ロール演奏もお手の物。
カバサ
片方の手で下の持ち手を持ち、もう片方の手でカバサに巻き付いている金属の数珠を軽く持ち、手首を軽く捻ることで音が鳴る打楽器。
持ち手(柄)の方だけ持ち演奏する事もある。シャッシャッという音が出るのが特徴。
格好いい楽器
打楽器演奏者なら誰でも一度は見たことがあると思うが、そうでない方はあまり見かけない楽器かもしれない。カバサは、アフリカ起源のラテン楽器で、音を鳴らすと格好いい音が鳴る。
アゴゴベル
吹奏楽経験者なら、誰もが「宝島」という曲を思い出すであろうこの打楽器。上についている小さい方のベルは高い音が出て、下の大きいベルは低い音が出る。2つのベルを繋いでいるUカーブの部分を手にもって、スティックなどで叩いて演奏する。
様々な奏法
上記にある、スティックで叩く演奏法の他にも、上下2つのベルをお互いに当てて演奏する方法もある。
アゴゴベルは、高く澄んだ音がなるのが特徴。