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「園だより6月号」より
雨の季節となりました。傘に長靴で子どもたちは、水たまりを見つけて、大はしゃぎです。お母さんたちからは「洗濯が〜」という心の声が聞こえてきそうですが・・・。
あじさいの花やカタツムリとの触れ合い、子どもたちにとっては、季節を感じられるひとときです。少し前は、桜の花が咲いていたかと思うと、梅雨になり雨続きの毎日です。言葉を発しない植物や生き物達が、存在だけで、季節の変化を知らせてくれるなんて、素敵ですね。日本の移りゆく季節のすばらしさ、本当に感心させられます。
最近の子どもたちの生活は、さくら組の子どもたちが午睡あけ、つくし組やすみれ組のお友達のお世話をしてくれています。一緒におトイレにいったり、お布団を片付けてくれたり、兄弟のように関わる姿が見られます。
年下の子のお世話をしてあげることで、思いやりの気持ちが育ち、また、年上の子の姿を見て、尊敬や憧れの気持ちが育ちます。今、お世話をしてもらっている子は、きっと自分たちが年長組になった時に、同じように、年下の子のお世話をしてくれることでしょう。
子どもは本当に純粋で、素晴らしい存在だと改めて感じます。
園長 佐藤 優子
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