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「園だより7月号」より

「ありがとう、うさぎのはぴちゃん」

 先月6月24日、開園当初から飼っていた、うさぎのはぴちゃんが体調を崩し、病院で治療をしていただいたのですが、そのかいもなく天国へ旅立ちました。

 

 子どもたちには、園長の私からお話しをしました。子どもたちの前では、冷静に泣かずにお話を・・・と思っていたのですが、子どもたちの「はぴちゃん元気になったのかな」という一人ひとりの心配そうな顔を観た瞬間、涙が溢れ出て止まりませんでした。子どもたちのなかには保育士と一緒に涙する姿も・・・。

 

 病院から帰ってきたはぴちゃんを見て、子どもたちは「冷たくなっちゃったね」「動かないんだね」「一緒に遊べないんだね」とそれぞれのことを感じ言葉にしていました。「命」ということに直面した時間でした。

 言葉で話すことができない動物こそ「心で感じ、思いやりが大切なのだ」と子どもと共に、改めてはぴちゃんから教えられました。いつまでもみんなが見える場所、ということで小屋の横にお墓をつくりました。はぴちゃんとの思い出は、子どもたちの心にいつまでも残っていることでしょう。

園長 佐藤 優子

    

   
クリスマス会の様子1 クリスマス会の様子2