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「園だより8月号」より
いよいよ夏真っ盛りですが、今年は猛暑だったり、雨だったりと天候の変化が激しいだけに、保護者の皆様はお子様の健康管理にもご苦労されていることと思います。
子どもたちは、日々の生活や遊びをとおして、興味・発見・挑戦・励まし・楽しみ・達成・喜びとたくさんの事を感じ大きくなっています。
私は先日、もも組の子どもたちとプレイルームで紙風船で遊びました。今は、スイッチを入れると動くような玩具が多い中、紙風船は明治24年頃登場し、大正、昭和と遊びつがれてきたもので、シンプルで単純ですが温かみのある優しい玩具です。空気の入れ方、打ち方、バランスのとり方、集中力のかけ方で動きが変わり、「加減と感覚」を体感できる玩具です。
この日は、何度か遊ぶうちにゴム風船と同じ感覚でたたくとすぐ空気が抜け、くしゃくしゃになってしまうことを子どもたち自らが知ったようです。感覚を覚えると嬉しかったようで、夢中にになって遊んでいる姿が印象的でした。
こんな純粋な子どもたちの気持ちに応えられるよう、私たちも子どもの成長に好奇心を持ち、毎日を送りたいですね。
園長 佐藤 優子
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