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「園だより9月号」より

 猛暑やゲリラ豪雨と自然の力を感じずにはいられなかった今年の夏。最近は、セミの大合唱から夕方には鈴虫の声に変わり始め、秋が近づいて来たことにホッとすると同時に、少し寂しくなってしまうのが不思議ですね。 皆さんは、今年の夏はどのように過ごされましたでしょうか?

 

 子どもたちは、生活や遊びの中から、人、物、虫など環境をとおし関わる中で、その時々に興味関心を持ち、楽しさ・嬉しさ・憧れ・時には悔しさ・悲しさなど多くの感情を覚えたことでしょう。その子どもの心に、どれだけ大人の私たちは向き合えたでしょうか?

 向き合うというのは、一緒にいた時間の長さだけではなく、子どもの心にどれだけ響いたのかということだと、私は思っています。確かに長い時間一緒にいてあげられることは、子どもにとって嬉しい時間ですが、その時、何を子どもに伝えてあげたいのか、心に残してあげたいのか?そんな気持ちも、私たちは忘れてはいけないのではないかと思います。

 子どもたちは、季節の移り変わりと同じように成長し、身体だけでなく、心も成長しています。一つひとつの経験、体験がもとになり、人として感じ、身につけ、成長しているのですね。

9月から保育課程の第3期に入ります。充実して過ごせるようこれからも温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。

園長 佐藤 優子

    

クリスマス会の様子1 クリスマス会の様子2
   
クリスマス会の様子1 クリスマス会の様子2