HOME > TOPICS:「園だより3月号」より
「園だより3月号」より
振り返ると今年度は、大震災の直後で余震の心配をしながらのスタートでした。多くの方々が寂しさ・不安・心配と戦いながらの年だったことでしょう。しかし、人は助け合うことで、信じることができ、前へと進むことができるのだと、強く感じることができました。
保育園も、笑顔で登園できる喜び、外で元気に遊べる嬉しさ、美味しいお給食をいただけることへの感謝を再確認し、子どもたちと一日一日を大切に過ごしてまいりました。
大人は、つい便利なもの、楽なこと、都合の良い方に、気持ちも体も動いてしまいますが、子どもたちはどんな時でも真剣で、心からぶつかっていきます。そして、いつでも沢山のことを知ろうと興味を持ち、努力をしています。目の前のことしか見えていないのかも知れませんが、損得無しに、とにかく純粋に夢中で目の前のことに一生懸命取り組むのです。だからこそ、一つひとつが素直に心に入り、一年前よりずっと遥かに成長できるのです。
そんな子どもたちの心を育てる生活・遊びの環境を、これからも大切に考えていきたいと思います。
今年度は、たくさんの皆様にご理解とご協力をいただきましたこと、感謝申し上げます。来年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
園長 佐藤 優子
|