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「園だより12月号」より

 

 今年は、急に冷え込んだり、温かい日があったりの繰り返しで、何か慌ただしく迎えた冬でしたね。園庭の木々も忙しく葉を落としたように見えました。子ども達も、お天気や気温に合わせ、昨日は芋づるで遊び、今日は葉っぱ集め、或いは畑の大根抜きと大忙しだったようです。

 

 今年もカレンダーも残り1枚になり、大人にとっては、最後のひと踏ん張りの月ですね。季節を感じながら忙しく過ごした毎日、今改めて子ども達の姿を見ると、成長を感じられ、逞しく見えるのではないでしょうか?

 保育園でも、子ども達の成長の証「自分で」という意欲が様々な場面から、感じられます。例えば、乳児組のクラスからは、保育士が手伝おうとすると「やるの〜」「する〜」とかわいい声が聞こえてきます。幼児組では、以前はよく「だってお母さんが入れてくれなかったんだもん」と言っていた子も、注意力や集中力が育ち始め、しっかりお話を聞く姿勢から、「はい」とお返事が返ってくるようになりました。特に5歳児では、自分の行動に対して「確かめる」ということも見られるようになりました。

 本当の意味での「自分で」は、育つまでに時間がかかることです。大人の私達が大切にしなくてはいけないのは、最初は「一緒に行い」適度な「言葉のやりとり」と「見守る(待つ)」ということではないかと思います。

 この一年、保護者の皆様には、たくさんのご理解ご協力をいただきましたことを、心より感謝申し上げます。皆様、良いお年をお迎えください。

 

                                                      園長 佐藤 優子

    

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