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「園だより11月号」より

           

「秋の遠足から」

園長 六平 優子

 

最近は、もう冬がすぐそこまで来ているという感じの毎日ですね。つい寒いと言いながらも紅葉を探し、残り少ない秋を見つけ、季節感を味わいたく、子ども達と遊びまわっている毎日です。

 10月末、4歳児が航空記念公園、5歳児があけぼの子どもの森公園に秋の遠足に行って来ました。

 

 4歳児には、お弁当が楽しみで待ち遠しくて仕方のない年頃・・・、歩きながら落葉を踏んでは「カサカサ音がする」とか、銀杏を見つけ「臭〜い」とかいろいろ発見しながらも、常に頭の片隅にはお弁当があったようで、やっとお弁当の時間になった時には、溢れんばかりの笑顔の子ども達でした。子どものどこかにスイッチでもついているのかと思うくらい静かな帰りのバスでした。

 5歳児は、素敵だと思ったこと、面白いと思ったこと、新しく発見したことを友達同士で話をし、共感しながら過ごせた遠足でした。行き先々を一か所毎にじっくりと観察し、発見しながら歩くことができました。さて、お昼・・・お弁当の蓋を開けた途端、雨がポツポツと・・・慌てて蓋を閉め屋根のあるところに移動し、食べました。が驚くことにとても落ち着いて行動できた、さくら組の子ども達でした。帰るころには、さらに雨も強くなり、レインコートを着用となりました。

 今回の遠足は雨に見舞われ、急遽の行動も加わりましたが、自分のことが自分でできるというのは、このような姿なのだと改めて子ども達の成長を感じた遠足でした。

  

    

園だより 写真1 園だより 写真2
   
園だより 写真4 園だより 写真4