
もともと欧米のバレンタインは「カードや花、お菓子などを添えて、愛する人(家族や恋人)に感謝を伝える日」ですが、日本ではお菓子メーカーのキャンペーンによって「女性から男性へチョコレートを贈る日」という独自のスタイルに進化しました。
1930年代から1950年代にかけて、複数の洋菓子メーカー(モロゾフ、メリーチョコレート、森永製菓など)が「バレンタインに愛の贈り物を」と提案し始めました。
1950年代後半、当時の百貨店の主な客層が女性だったことや、女性が主導で恋愛の告白をすることが珍しかった時代背景がありました。メーカーが「この日だけは女性から告白してもいい」というキャッチコピーを打ち出したことで、多くの女性の心を掴みました。
1970年代以降、この文化が学生や社会人にも広がり、恋愛感情だけでなく「日頃の感謝」を伝えるツールとして義理チョコという言葉も生まれました。