氷川神社

氷川神社の社名の由来                   

 氷川神社の社名は二つの説があります。

 一つは、「氷川大宮縁起」や「風土記稿」に出雲の国の杵築大社(出雲大社)を遷して
氷川神社の神号を賜ると伝わるとある事から出雲の大河である斐伊川にちなむというものです。

 もう一つは、鎮座地「高鼻」は、見沼の低地に突き出た大宮台地上にあり古代からの湧水地で、
湧き出る清冽な泉は原始の氷川祭祀の対象で、古語で霊験あらたかな泉を表す氷川が社名となった
というものです。

 また氷川神社名の神社は当社から分祀され武蔵国を中心として北海道から鹿児島まで約220社
あり、荒川の流域に多く鎮座しております。

 社名の「氷川」も出雲の簸川(ひかわ)に由来するという説がある。