「愛され信頼される女性の育成」

秋草かつえ先生は学園創立にあたり、「愛され信頼される女性の育成」を建学の理念と定め、その基盤となるものは、「礼節の心」（礼節の心を養い、美しいマナーと節度ある態度で人と接する）、「勤勉な態度」（勤勉な態度で生活し、何事にも努力を惜しまない）、「協調の精神」（協調の精神を理解し、豊かな心で人と交わる）であり、内面からにじみ出る徳性を涵養することが、学園の務めであると説きました。

■教育の目標（学園が求める理想の人物像）

秋草学園は、どんな時代にあっても、どんな社会においても、人々から敬愛を受け、信頼を寄せられる人物として次の5つの人物像を思い定め、教育目標として、教職員一同一丸となって教育活動を推し進めてきました。

• 心身とも健康で、情操豊かな人
• 進んで学び、常に感謝を忘れず、
  正しい思考と判断のできる人
• 進んで働き、常に反省を怠らず、
  責任を全うする人
• 社会の一員として、法と規律を守り、
  人とよく協力できる人
• 自然に親しみ、自然を愛する人

■教育の方針（教育の心）

秋草かつえ先生は、「ひと葉一葉　色よく染めよ　もみじ葉の　おくれさきだつものはあれども（緑から黄、赤へと色鮮やかに彩りいくもみじ葉のように、美しく育っていく若者たち一人ひとりを温かく優しく見守り続けていく）」と、教育の方針（心）を謳っています。