令和7年1月~3月開催の公開講座「万葉集を味わう」のチラシに掲載した講座概要は次のとおりです。
歴史・地理などさまざまな角度から万葉集のうたの魅力に迫ります。
5回の講座終了後、希望される方は奈良県への万葉旅行(3月8日~9日)にご案内いたします。
(講師:及川道之 秋草学園短期大学名誉教授)
写真左は上述の3月8日~9日の「万葉旅行」の様子です。紀州街道の面影を残す奈良県南部の五條市「新町通り」にて撮影、梅の香漂うまるで時代劇のセットのような街並みを散策した折に撮影したものです。
写真右は「万葉集を味わう」の講座の様子です。前列中央の受講者の方は在学生(文化表現学科)のお母さま齋藤貴子さんです。齋藤さんは今回初めて本学の公開講座を受講されました。
齋藤さんに公開講座についてお話を伺いました。
Q「受講のきっかけ等をお聞かせください」
齋藤さん
「娘が普段から及川先生の授業の様子を家で話してくれていました。私自身ももともと日本の歴史、古典に興味があり万葉集や百人一首などの和歌の世界に心が魅かれていたこともあってもっと深く学びたいと思っておりました。及川先生が公開講座を担当されているということをうかがって今回受講させていただきました。
改めて万葉集に触れ、また、及川先生の思いのこもった講義に、学生時代には文法などにも意識が注がれがちでしたが今回の講座では、純粋に万葉の時代の情景に思いを馳せることができ、学ぶことの楽しさと喜びを実感することができました。可能な限り、これからも受講を続けていきたいと思っております。」
昨年の講座には、年号が昭和から平成に代わった当時に国文科に在籍していた卒業生が秩父市から受講してくれました。「いつからでもどこからでも学べる万葉集」の講座です。
齋藤さんの思いにもお応えできるように、今後も魅力ある公開講座の開催を目指して参ります。